『ユリイカ 雑誌の黄金時代』、『ユリイカ オタクvsサブカル!』。
とりあえず『オタクvsサブカル!』を読みかけ。
なんかこう、ミネルヴァの梟だよなあと思う。やはり、5年10年経たないと状況の流れは見えてこないもの。
でも、状況が認識できた頃、すでに状況は終了してるんだよな。
ブログ界隈では状況認識が早いから、この本で語られているようなことはすでに共通認識化してるようでもあって、インタビューに出てる人たちも、「もう何度も言ってることだけど……」というような雰囲気が漂ってる感じがする。
そんなに早く終了させなくてもいいんじゃないかな、とか思ったり。
だいたい、書いてる人も読んでる人も、オタクともサブカルともつかない、宙ぶらりんな人たちなんだもん(無論、自分含め)。
……それはさておき、堀越英美氏の「家政婦はオタクvsサブカル論争に旧制高校生の亡霊を見た!」は、冗談みたいなタイトルにもかかわらず、かなり面白かった。『少女領域』の読者にはおすすめかも。
ていうかキーワードリンク見たらBeltorchiccaの人だったよ……。