遠近法ノート

本好きのデザイナー、西岡裕二の日記帳なのです。デザインと読書について書くはず。

Typeface Batonですよ。

id:oshiroさん→id:mashcoさんから、なんだかちょっとたよりないバトンがまわってきましたよ(^^;)

Total volume of font files on my computer

約1ギガ。使った事がないフォントもかなりあります。

Typeface using right now

今はOS Xなのでヒラギノ角ゴW3。
と言いつつ、うちに帰ってきたからMS P ゴシック。

The last typeface(or books about typeface) I bought

フリーフォント厳選900』。
もうすぐ発売になる『欧文書体 その背景と使い方』は必ず購入の事。

Five typefaces I use to a lot, or that mean a lot to me

仕事で使っている/使えるフォントと、個人的に好きなフォントというのは必ずしも一致していません。ただ好きな曲を流してるだけじゃ、DJじゃないよね。その場に合うか合わないか。いや、「合う」っていう言い方も微妙です。合わなさそうなのを、ねらってポンと持ってくる事だってあるかもしれないし。
そんなわけで、個人的に気になってるかもしれない書体たちを挙げてみます。
●イワタ明朝体オールド
書籍の本文と言ったらこれ。所有してますが、自分の仕事では使う機会がないですねえ。
●游築36ポ
小学館の『和樂』の広告で全面的に使われていたのが強く印象に残っています。
●平成丸ゴシックW8
平成丸ゴシックは、丸ゴシック体としては最も形の整ったものの一つだと思います。やや面白みに欠けるきらいがありますが、もっと使われていいはず。W8は存在自体があまり知られておらず、不遇です(ダイナフォントに入ってないからな)。Adobeの平成OTFセットはこれだけのために購入。
●日活正楷書体
いろいろなところにOEM供給されてて(MS-OfficeにもHG正楷書体という名前で入ってる)かなり普及してるはずですが、出版物では意外と見かけません。少し右肩上がりで、並びが非常に美しいです。ちょっと足らない感じのする「の」や、自信なさそうな「う」も好きです。『雲のむこう、約束の場所』のタイトルに使われていました。
●MM-OKL
少しの期間ですが、写植指定してました。96年ごろかな。教えられたまま、本文MM-OKLって書いてました。しかし、OKLの圧倒的な美しさに気づくのは、DTPで仕事ができるようになってからなのでした。


……結構シブいセレクトになってしまいました。

Five people to whom I'm passing the baton

えーっと、とりあえず、
kanouさん(http://kappa.allnet.ne.jp/kanou/kangae/newest.html)にこういうベタな質問を投げかけてみたい気はします。
それからアンカーポイントのshunさん(http://www.a-point.org/mt/)はどうかしら。
スルーしてもだいじょぶです。のこり三人は念力で。