遠近法ノート

本好きのデザイナー、西岡裕二の日記帳なのです。デザインと読書について書くはず。

今日買った本。

『yaso#ドール』、丸田祥三『少女物語 棄景Ⅳ』。
サン・ピエール、木村庄三郎訳『ポールとヴィルジニー』(旺文社文庫)。小宮山書店3Fにて発見。
学生の時、ここの岩波文庫の棚には、よく通っていた。95年前後のことだから、もう十年近く前だ。
アルバイトが5時に終わって、デザイン学校の授業がはじまる6時半まで時間が空いており、つかの間、神保町をうろうろするのが日課のようなものだった。
しかし稀覯本などに手が出せるはずもなく、買うのはもっぱら文庫本。200円そこそこで買える岩波の赤帯と、河出の澁澤龍彦コレクションと、集英社荒俣宏コレクションが、僕のほぼすべてだったような……。
ともあれ、なんだか懐かしい。
小宮山書店の品揃えは、そのころと大差ないようだった。いまだにサンリオSF文庫なんかも置いてあり、買う人がいるのかいないのか、実は在庫があったりするのか(^^)わからんのだけれど。
紀田先生の『私の神保町』を買うの忘れた。