遠近法ノート

本好きのデザイナー、西岡裕二の日記帳なのです。デザインと読書について書くはず。

文学フリマに出ます(2024/12/1・F-19 遠近法ノートAnnex 『本とデザイン研究ノート』)

12月1日の文学フリマに出ます。
頒布するのは、『本とデザイン研究ノート 本ってだいたいこうなってますよね?』。

編集とデザインのための、書物研究の本です。

本づくりに携わる方(もしくそちらを目指す方々)に向けて書きました(同人誌製作のための本ではありません)。

本の世界には、なんとなく常識のようになっているが明文化されていない知識や、特に決まり事はないけどだいたいこうだという仕様がいっぱいあります。本書では、「本って実際こうなってます」という、本の外側の姿を観察・解説しています。多くの資料と実物観察で得た知見で、本のしくみや紙のスペックがわかるようになる……はず。

教科書的な内容ではなくノウハウを教える本でもなく、研究ノート。でも、仕事に役立ちます。著者自身がすでに手元に置いて役立てているくらいですからね(本書を20年前の自分に渡せば、あれもこれもうまくいったはずだぞ!)。

 

▲B5判で128ページもある。会場頒価は2000円。装丁はいたって簡素です。

 

▲目次はこんな感じ。本文は2色刷りです(採算が合わねえな!)。

 

▲誌面はこんなです。既存のデザイン本等では扱わないようなところを解説しています。デザインの本じゃないみたいです。

 

▲参考文献の山(これで全部ではなく8割ぐらいかな)。文献リストだけで2ページ使っちゃった。日本の古本屋さんには大変お世話になりました。

 

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