遠近法ノート

本好きのデザイナー、西岡裕二の日記帳なのです。デザインと読書について書くはず。

最近手がけた本『アニメCGの現場 2015』。

今年もデザイン担当させていただきました。
CGWORLD誌のアニメ記事をまとめたメイキング本です。表紙は『楽園追放』。
さて、今年は『蒼き鋼のアルペジオ』や『シドニアの騎士』など、セルルックの3DCGアニメが軌道に乗ってきた年、として記憶されることになるのでしょうか。一方で、フォトリアル系の『STAND BY ME ドラえもん』もヒットしたようですし、これまでの積み上げがようやく実を結び始めた感じ?
いやいや、まだまだ分かりません。
一般的には『アナ雪』一色だったような気もするわけです。
現在放送中のTVアニメ『SHIROBAKO』でも、手書きからCGへの移行(そう簡単ではない)が描かれていました。普通のアニメファンにとっても、アニメ制作の現場とその変化はまんざら他人事でもありません……。
そんなことをつらつらと考えながら、数年後には貴重な歴史資料となりそうな『アニメCGの現場 2015』でした。