遠近法ノート

本好きのデザイナー、西岡裕二の日記帳なのです。デザインと読書について書くはず。

最近手がけた本『データベース技術[実践]入門』。

Webエンジニアのための データベース技術[実践]入門 (Software Design plus)

Webエンジニアのための データベース技術[実践]入門 (Software Design plus)

例によってカバーデザインと本文フォーマットを担当してます。
Amazonで見る限り、売れ行きは好調のようです。連載がまとまるのを待っていた人も多かったのでしょうか。

さて、今回は本文設計について少しだけ。
よくある技術書の一冊に見えるかもしれませんが、僕が手がけている本はそこいらの技術書とは違いまして、あらゆるノウハウを投入しています。いや、ほんとです。
そのひとつが……ノド*1を広めに取ってあること。
こちらはこうなってます。

横組み本だと、下のような感じがありがちなんですけど、これではどう見ても読みづらいですよね。

だいたいにおいて、横組みの本はノドが狭すぎ。というか、横組みの本って、そもそもデザインされてない本が多すぎる気がします。そのへんは僕が変えていきたいと思っているところではあります(まあ読む本は9割がた縦組みの本なんですけどね……)。

*1:本の綴じてる側、開いたときの真ん中のことです。