遠近法ノート(移転してきた)

本好きのデザイナー、西岡裕二の日記帳なのです。デザインと読書について書くはず。

【まとめ】同人誌の本文用フォントはこれでいいんじゃね?(フリーフォント編)

まずは明朝体

●IPAex明朝/IPA明朝

IPA明朝はタイプバンク明朝が元ネタ。IPAex明朝のほうは仮名の形も改良されていて、見慣れた感じの明朝体になっています。本文用フォントはIPAex明朝で決まり。MS明朝よりはこちらのほうが。
IPAフォントって要するに我々の税金で調達されてるわけですから、遠慮なく使うべし。
http://ossipedia.ipa.go.jp/ipafont/index.html

ゴシック体はというと……。

●IPAexゴシック/IPAゴシック

同じくタイプバンクゴシックが元ネタ。とても形の整ったゴシック体で、MSゴシックに比べると少し細め。商用でよく使われてる中ゴシックBBBよりもIPAゴシックのほうが綺麗ですよ。
http://ossipedia.ipa.go.jp/ipafont/index.html

●F910ゴシックW3-IPA

F910のゴシック仮名にIPAゴシック漢字の補完。微細な違いに見えるかもしれませんが、仮名の雰囲気はクラシックな感じでなかなか悪くないんじゃないでしょうか。
ちなみにF910のフォントはDL・解凍するとやたらたくさんのファイルが現れますが、必要なのは拡張子.otfとなっている1つだけです。ライセンスの関係で元のIPAフォントも同梱してるんですね。
http://www.font910.jp/index.html

●M+

常用漢字が完成! 本文には向かないかもだけど、ウエイトがそろっているし、いろいろ活用できそう。ただし縦組みは非対応*1
http://mplus-fonts.sourceforge.jp/

それからマンガ向け。

●F910コミックW4-IPA

オリジナルのアンチック仮名にIPAゴシックを基に太く修正した漢字を補完してあります。仮名の品質は……うーん。とりあえず漢字と仮名がそろってるので使いやすいかと。
http://www.font910.jp/index.html

●GL-アンチック/GL-アンチックPlus

GL-アンチックはアンチック仮名。PlusはGL-アンチックにM+の漢字を補完したもの。Gutenberg Laboには、ほかにも仮名書体がいくつかあります。縦組みは非対応*2
サンプル画像はMSゴシックとの組み合わせ。
http://gutenberg.sourceforge.jp/ja/index.html

●GN摂津築地

アンチック仮名のみ。MSゴシックと組み合わせて使うと良。縦組みも可能。
http://www.vector.co.jp/soft/win95/writing/se282394.html

というわけで、とりあえず無料で使える和文フォントでどんなものがあるか調べてみました。
出自やライセンス(商用利用可)がはっきりしてて、印刷の本文使用に耐えうる和文フリーフォントってこれくらいじゃないかなー。実質、IPAex一択という感じなんですけど。
このほかに、OSやプリンタに付属してるフォントや試用版などでいくつか使えるフォントがありますが、フリーフォントという括りから少し外れるので、今回は割愛させていただきました。
次回が本編、ちょっとだけがんばって1つだけフォントを購入してみよう編(たぶん)。

*1:使用ソフトによりますので、お使いのソフトで確認してみてください。

*2:同上。