Macといえば文字化け。
どーも。皆さん快適なOS X生活を送ってますか？
Macといえば文字化け。文字化けといえばMacですよね。
いわゆる機種依存文字（環境依存文字）問題。メール本文の文字化けはいかんともしがたいですよね。添付ファイルであれば何とかなるんですけどねぇ。
そんなわけで今回は、OS X Mailの文字化けを無理矢理出来るだけ修復してみるテストなのです。
JIS2004がどうだとかAJ1-6がどうだとか言われてる昨今、なんだか激しく今さら感が漂ってるんですが……。
では実践。
ではさっそく。こんなメールが来ちゃいました。
文字修正の依頼のようですが、◆に？マーク。
どうやら人名とか入ってるみたいですけど、さっぱり分かりませんね。
本文全部が文字化けしている場合は、テキストエンコーディングを適当に変えてやれば、たいてい大丈夫なのですが、このケースは部分的な文字化けです。さあどうしましょう。
とりあえず、
OSX Mail メッセージ→テキストエンコーディング→日本語（Windows,DOS）
に変えてみます。
おや、漢字が数文字見えますね。
このテキストを「そのまま」全コピーして（書き出しではダメです）、テキストエディタ（TextEdit以外）にペースト。テキストファイルとして保存します。保存形式はUTF-8でもSJISでもよさげ。でも、拡張子.txtを付けるのは忘れちゃいけません。
次に、Firefoxを立ち上げます。SafariではなくFirefoxです。
Firefoxのウインドウにさっきのテキストファイルを放り込んでみましょう。
すると、こんなふうになります。
さらにわけが分かりませんが、ここで、
Firefox 表示→文字エンコーディング→日本語（ISO-2022-JP）を選択しましょう。
するとこの通り。だいぶ意味の通るものになりました。
??のところは、先のものと合わせると、どうやら草彅さんと髙﨑さんと神塚さんなんだなあということが推察できますね。
つまり修正依頼は、
①〝あっ〟
②草彅さん
③髙﨑さんと神塚さん
④㈱
⑤℡
⑥10㎝25㎜
⑦㍻
であったと。
最後の「どうもありが㌧」はご愛敬（ふざけんなｺﾞﾙｧ）ですね。
というわけで、無理矢理文字化け修正でした。
なんでそうなるの？ とか尋ねられても困ります。
とりあえず直ればいいじゃないですか直れば！（逆ギレ）
捕捉。
いや失礼。ちょっとだけ説明すれば、少なくとも丸数字の文字化けに関しては、大昔、Appleが勝手に自爆したせい*1であって、それをいまだに引きずっているという。困ったものです。
あと、この記事は数値文字参照*2を駆使して書いていますので、大半の環境で文字化けなく読めると思います*3。
ではでは。
*1:http://mikeneko.creator.club.ne.jp/~lab/kcode/vendor.html
*2:http://www.asahi-net.or.jp/~ax2s-kmtn/ref/cref_num.html
*3:携帯電話とか旧Mac OSでは無理。あとOS X版Firefoxも何故か文字化けするみたい（バグかと思われるので、もじら組に報告しておきました）。
