遠近法ノート

本好きのデザイナー、西岡裕二の日記帳なのです。デザインと読書について書くはず。

良いカレンダーがない。

年末ともなれば来年のカレンダーを買おうと思うわけだけれども、どうしてこうも良いカレンダーがないのだろうか?
ふつうに実用的な卓上カレンダーがあればいいだけの話なのだが、売り場を探しても良いものが見つからない。
どの商品も的をはずしている。
はっきり言って、紙のカレンダーを作ってる人たちは、何か大きく勘違いをしているとしか思えない。
まずおかしいのは、曜日の表記。
Sun, Mon, Tue...と書いてある。よほど和風デザインものでない限り、申し合わせたように皆Sun, Mon, Tueである。
なぜ、日月火…ではなくSun, Mon, Tueなのか?
ふつうに日本語で書いて欲しい。明らかにそのほうが視認性が高い。英語のカレンダーがあったっていっこうに構わないが、ここは日本である。全部英語にする必要がどこにあるだろう。ブログのカレンダーだってたいがい日月火となってるし、Windowsの日付と時刻でさえ、OS Xicalでさえ、日本語で書いてあるよ?
JanuaryときてSun, Mon, Tueとしておきながら、大安だの仏滅だの大書きしてるのも滑稽だ。
さらに祝日の種類を書いてないものも多い。大安仏滅なんかどうでもいいから祝日くらいちゃんと表記するべきだ。
要するに基本が抜けてるのだ。基本が抜けたらデザインなんか無意味だ。