遠近法ノート

本好きのデザイナー、西岡裕二の日記帳なのです。デザインと読書について書くはず。

くいっくじゃぱんとライトノベルの世界。

「QuickJapan vol.54」を買ってみました。実はこの雑誌を買うのは初めてだったりします。ずっとロックミュージックの雑誌かと思ってたくらいで(西岡はロック嫌いだったりするのサ)、眼中になかったんですよね。
で、お目当てはラノベ特集。これをお目当てにするということは、西岡はラノベ事情に詳しくありません。
古典と幻想文学を読んで育ってしまったもので、その種のレーベルから出たものでは、かろうじて『ブギーポップは笑わない』を持ってるくらい。
これは勧めてくれた人があったからでして(90年代終わり頃のことでした。あの人は今ごろどうしているかなぁ)、それ以来、ラノベの世界は微妙に気にはなっていましたが、なんとなく手を出せずにいたわけです。もっとも、ラノベと普通の小説との境界はいつの間にか曖昧になっていて、気付かぬうちに浸食されていたとも言えます(^^;)。
しかしまあ、この年になってラノベ方面に手を出すようになるとは。岩波文庫を読んでいた二十歳の僕に、この事態をどう説明すればよいのだらう?


さて、どのあたりから読もうかな……。ちゃんと選んで読みますよ。ハズレも多そうなので。要するに、アニメ絵付きのレーベルであっても、敬遠しないで読んでみようかということですんで。
それにしても、はてなのユーザには、ラノベ読んでる人が多いですよね。


あ、もう一冊持ってた。『アクアリウムの夜』。これはラノベを偽装した幻想小説でした。