遠近法ノート

本好きのデザイナー、西岡裕二の日記帳なのです。デザインと読書について書くはず。

最近読んだ本。

小松左京『虚無回廊 I、II、III』。

虚無回廊〈1〉 (ハルキ文庫)

虚無回廊〈1〉 (ハルキ文庫)

虚無回廊〈2〉 (ハルキ文庫)

虚無回廊〈2〉 (ハルキ文庫)

虚無回廊〈3〉 (ハルキ文庫)

虚無回廊〈3〉 (ハルキ文庫)

これを読むために『果しなき流れの果に』『日本沈没』『ゴルディアスの結び目』と、代表作を順に追ってきたのだった。未完ではあるけど、えらく面白かった。さて、これでようやく東浩紀『セカイからもっと近くに』をちゃんと読み直せる。それから、瀬名秀明さんが書いたという「ミシェル」は、『虚無回廊』をもとにしたお話だというので(タイトルからして明らか!)、近いうちに入手して読むつもりだったりする。