遠近法ノート

本好きのデザイナー、西岡裕二の日記帳なのです。デザインと読書について書くはず。

キーボードフォントを作ろう(これから)。

なんとなくGlyphsダウンロードしてみたんですよ、Glyphs*1
Glyphsっていうのはフォント作るソフトなんですけど、僕はOTEdit使ってるし、別にいらないかなと思ってた。
でもまあ新鋭のソフトらしいんでなんとなく気にはなっていて(クックパッドさんのブログも読んだし)、ちょっと魔が差したというか、ひと仕事終わったときにダウンロードしてみたわけなんですね。
それで、動作を確認しようと思って、『+DESIGNING 34』でものかのさんが書いてらした、欧文合字で記号に変換しちゃうっていうのをやってみたわけです。「Shift」って打ち込んで1文字の「Shift」って文字になったら面白いかなと、ほんとに出来るのかなと。

すると、なんだか思ったより簡単にできてしまった。
はあ、こういうキーボードフォントがあったら便利かも……PC書に使えるし、いずれはWebフォントにだって……誰か作ってくれないかな、……って、コレ僕が作れってことです?!

いやいやそれはどうなんだろう、そんなもの作ったところで儲かるわけじゃなし……うーん、でも……。

……そんなわけで、ぼちぼちグリフを用意し始めました。
今はオープンソースの源ノ角ゴシックがあるから、文字そのものは作らなくても大丈夫なのです。というか、だからこそ可能になったわけです(M+ベースにしようかとちょっとだけ迷った)。

多少の調整は必要ですね。全角1文字のものはいいとして、「Enter」や「F1」の幅をどうするかとか、色々決めないと……。
コイツを完成させてOSSで公開すればそれなりに幸せになれる人がいそうです(僕が幸せになれるかどうかはまったく分かりませんが)。ご支援・ご協力をお願いできればと。

この、合字(リガチャ)を使う手法、辞書なんかでも利用できそうですね。
いずれ紙とWebをつなぐ重要な技術になるのかもしれないです。

*1:ダウンロードしたけどまだ買っていないぞ。