遠近法ノート(移転してきた)

本好きのデザイナー、西岡裕二の日記帳なのです。デザインと読書について書くはず。

一部のフォントでノノカギの困るバグ。

バグがどうこうという話はあまり書かないことにしたいのだけど……。
あまり話題にのぼらなくなったので、ここにまとめておきます。
これ、ごく初期バージョンからの不具合です。

再現:
まず、こんなふうにテキストを用意。フォントは右から、小塚ゴシックR、小塚明朝R、ヒラギノ角ゴW8、ヒラギノ角ゴW3、リュウミンR、です。
これはベタ組みの状態ですが、特に問題はないですね。

文字組みで[約物半角]を選択*1
約物が半角に処理されました。ここまでは特に問題はないです。

[メトリクス]を選択。もしくは[プロポーショナルメトリクス]。あるいは両方。
するとこうなります。

一部のフォントでノノカギ(ちょんちょん)の前後に空きが出た、というか全角取りになってしまいました。

この挙動が発生するのは、

  • 小塚ゴシックEL〜H
  • ヒラギノ角ゴW1、W2、W7、W8、W9
  • こぶりなゴシックW1、W3、W6

です。あとは漢字セット(?)が同じりょうゴシックEL〜H、ヒラギノ角ゴオールドW7、8、9、それにヒラギノ角ゴADかなW1、2あたりも。

逆に言うと、これ以外のフォントでは、こういう問題は発生しません(自分の調べた範囲では)。モリサワフォントワークスのフォントでは、正しく動作しています。
小塚ゴシックなんて何度も何度もバージョンアップしていますが、いっこうに修正はされないようです。

また、インデザインイラストレータでは挙動が違っています。
上の例はインデザインの場合なのですけど、イラストレータではまず[約物半角]が効きません。
縦組みと横組みでも違いがあります。インデザインの横組みでは問題発生しない、とか。
困りますよね……。
ともあれ、上記のフォントには要注意ってことです。

ちなみに、イワタ、リョービのフォントはカギ括弧で上記と同じような問題が出ます。

*1:文字前後のアキ量ベタを選択しても同じ。