遠近法ノート

本好きのデザイナー、西岡裕二の日記帳なのです。デザインと読書について書くはず。

実家から出てきた本。

さて、もはや半年以上前のこと。僕は母のためにしばらくのあいだ実家に帰っておりました。せっかくの機会なので、実家に残してあった自分の蔵書の整理もしました。これはもういいかなと思うものは処分して、数十冊はこちらの蔵書に統合。中高生の時に読んだ本はそれなりに懐かしかったりするのですけど、今回はその話は置いておきます。
実家の本棚には僕の本以外にも、親類からのもらい物の本やらなにやらいろいろ混ざっていました。まあたいていはどうでもいい駄本だったりしたわけですが、その中に一冊だけ、他と明らかに違う古い本が混じっていました。

何でこんなものが混ざっていたのか謎なんですけど、たぶん祖父の持ち物だったのだろうと思います。とりあえず僕がもらっておきました。
中身は、全国観光名所案内写真集みたいなもの。
古い、とはいうものの、ネットで古書店に当たれば普通に手に入る程度のもののようで、内容もたいしたことないし資料的価値もなさそうなんですけど、かといって捨ててしまうのも気が引ける。じつに中途半端な物件で困ります。
たいしたものではないですけど、せっかくなのでちょっとここで晒しちゃいます。

ちなみにデザイナー的には、左綴じなのに目次以外全部縦組みというのが激しく気になりますね(笑)。現代の雑誌やMOOKでは、右綴じなのに横組みっていう変なのがよくありますけど、いずこも同じというか、逆になってるだけやんかという感じ。