遠近法ノート

本好きのデザイナー、西岡裕二の日記帳なのです。デザインと読書について書くはず。

古今和歌集。

古今和歌集 (岩波文庫)
今かばんに入っているのは古今和歌集
だいぶ前から、たま〜に取り出しては読み進めている。長編読み終わって疲れたときとか、読みたい本がないときとか。いや、読みたい本がなくなることはないけど、気分が乗らないときに。
そんなわけで遅々として進まないのだが、それもまたよし。
このごろようやく三分の一くらいまできて、
わが君は千代にやちよに…
の歌に行き当たった。ははあ、国歌のもとになった歌は古今に収録されてたのだっけ。
ここでどうしても、この「君」を天皇だとする説を思い出してしまうわけだけど、てんでナンセンスだなと思った。和歌ってそういうものじゃないよ。


そういえば、出光美術館で「平安の仮名、鎌倉の仮名」というのをやっているけど、あれは古今和歌集1100年・新古今和歌集800年記念ということだった。明日あたり行ってみようかな。……てゆうか、古今と新古今って300年も離れてるん?