遠近法ノート

本好きのデザイナー、西岡裕二の日記帳なのです。デザインと読書について書くはず。

「アール・デコ展」東京都美術館

ファッションと工芸が中心。
イラストレーションはほとんどなくて、ジョルジュ・バルビエとかを期待して行ったら、だいぶイメージが違いました。調べていかないのが悪いんですが。
アール・デコっていうのは、アールヌーヴォーなんかと比べると中心に欠けていて、はっきりとした運動じゃなく、自然発生的なところがあるわけです。モダン・スタイルとあまり区別が付かないし、イメージが固定してないんですね。
それに、企画がイギリスの美術館なのね。だからバルビエやエルテはいないわけね……。
とは言え、それなりに見応えありました。
上野はまだ桜が咲いていて大にぎわいでした。