遠近法ノート

本好きのデザイナー、西岡裕二の日記帳なのです。デザインと読書について書くはず。

そんでもって、なんかまた書体話になってしまうわけですが(汗)。

いや、いま読むひまないから……。
ファウストVol.4』で、新しいゴシックMB101-Lで組んだ紙面をはじめて見ました(北山猛邦「心の最後の距離」)。
この書体は今年の夏ごろ発売されたもので、早くどっかの雑誌で使われないかなあと思っていたのですが、ぜんぜん見かけることもなく、結局、初見はファウストでということになってしまったわけです。
で、なんかちょっと想像してたイメージと違うな〜と思いました(作品じゃなくて書体の話ですよ)。
ぱっと見の印象は、ヒラギノ角ゴとニューロダンの中間ぐらいですかという感じ。よく見ると骨格は確かにMB101なんだけども、なぜかそんな感じがしないです。この紙面にはちょっと級数が大きいのかな? 小級数で使うと良さが出てくるのかもしれません。


ついでに、一カ所ミス発見。西尾維新「携帯リスナー」の使用フォントは「中ゴ+ますらお」ではなく「オイケ」のようです。
http://www.screen.co.jp/ga_product/sento/sample/oike.html