遠近法ノート

本好きのデザイナー、西岡裕二の日記帳なのです。デザインと読書について書くはず。

Webにおけるフォント。

「PCに依存しないフォント表示や縦書きが可能なブログサービス」
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2004/10/21/5088.html
http://aspmart.jp/blog/glyph-on/
モリサワのGliphGateがようやく使われることになるらしいです。
一方、
フォント環境サポートプログラム「フォントワークスLETS』」に 新たな『ASPサーバー対応LETS』が登場
http://www.fontworks.co.jp/new/news/2004/041021.html
フォントワークスのすべての書体が使えるLETSのWebサーバー版「ASPサーバー対応LETS」を発売。マクロメディアとの協力関係を強化との発表もされていました*1


GliphGateとASPサーバー対応LETSでは、サーバ側でフォントをエンベッド(埋め込み)して配信するサービスが可能になります。PDFのように、HTML文書にも書体を含めることができるわけですよね?
数年後には各社のブログサービスで、個人別に書体を選択できるようになっているかも?とちょっと期待してみます。いや、それなりに高額だからむずかしいだろうけれども。あとネットのトラフィックが……。
しかし例えば、
電子ペーパーを綴る“魔法の粉”もうすぐ実用化」
http://www.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0410/21/news025.html
とあるように、ディスプレイが超高精細になれば、それに見合ったフォントが必要になるはずだから、あるいは十数年後くらいには?


ちなみにブラウザでの縦書きは、上記サイトにも書いてあるように、すでにプラグインで対応しているんですよね。あまり見かけませんけど。実は、はてな内にも縦書きの日記が存在しています! アドレス忘れましたけど。

*1:ちなみに、フォントをFlashに埋め込むのは、現行のLETSで可とされているようです。